zakki

サイトの方にも花流タグ企画参加小説上げました!もし花流もお好きな方がいらっしゃいましたらよろしくお願いいたします~!
追記で今回の話のこととか流花と花流のこととか(どっちの話も出てくるので、どちらも好きという方向け)ちょっと長いです!

どのCPでも大体ずっと「左右はどっちも好き」って言い続けているんですが、書く方には偏りがあって(片方書くのに精一杯で…)、実は「いつも書いてるCPの別軸左右固定の逆CP」ってほとんど書いたことがなかった気がします。同軸リバは稀に書いたりしたこともあったけど…。見る専では大好きなんですけども。
なので今回タグ企画という機会で花流を書くことができてとっても楽しかったです!普段は流花メインの工場からの生産なので、花流好きの方に受け入れて頂けるものかドキドキしておりますが…。それでも今回は花流に頭のスイッチ切り替えて私なりの花流を書いたつもりです。

書きながらずっと意識していたことは、「私の中の流川と花道がもし左右の帰結だけ逆だったら」ということです。
左右がCP解釈の中でどのくらい重点を置くものかは人によって天と地ほどの差があるものだと思いますが、私の中では左右って「最後に現れる選択肢」と捉えていて。まず二人がいて、二人の関係性があって、どんなふうに関係性を育んで…で、いざ夜を迎えるにあたってどっちにする?って瞬間に初めて明確に決まるものだというイメージでいつもBLを書いています。あくまで私の中の話。
だから、左右が違っても大枠のキャラや関係性の解釈はそんなに変えたくなかった。同じ人間が書いているのに、左右が違うだけで性格が全然変わるのは違うかなあというごく個人的なこだわりです。

でも同時に、何で左右が逆になったのか?って部分に多少なり性格の解釈も関わってくると思っていて。
矛盾することを言っているように見えるかもしれないんですが、でも「大枠は変わらず、だけど左右を決めるキーポイントになる細部の感情のバランスだけ少し違う」ってイメージで、「花流になるふたりだったらどんなだろう?」という想像を膨らませていきました。

私の中で「なぜ(左右が)流花になるのか?」は、「流川が花道を抱きたいと思って、花道がそう思っているであろう流川を見てもっとその顔を見たくなって、抱かれてみてもいいかも、抱かれてみたい…気がする…という気持ちになっていく」というイメージなのですが(9月に出した本もその片鱗を少し入れています)、
じゃあ「花流になる二人はどんな細部が違うのか?」と考えて、私の中では「花道が流川のことを手に入れたいという強欲さを(流花のときより強く)内側に孕んでいて、流川がそんな花道の欲まで含めて自分のものにしたいと思った=受け入れて手に入れたいと思った」から、というルートかなあと思いました。私の中で。花道が流花のときよりちょっと男っぽさが強い、内側に孕んでいる元ヤン解釈が少し濃いめかな?って感じですね。
最初から流川が「花道に抱かれたい」というよりも、花道が抱えている欲に気付いた時に、「何でそれを隠しやがる全部よこせ」って思って、その手段として抱かれてやる、みたいな感じ…

花道はフィジカルがめちゃめちゃ強いので、何か強い欲を人に対して抱いたときにそれを本当に全力でぶつけることって難しいんじゃないかなとか思ったりして(花道の性格的にも、特に女の子相手だとすごく大事にしたがりそうだし、好きな相手って意識したら男相手でも大事にしなきゃって思い始めるかも)、そう思ったときにそれをぶつけても大丈夫なタフな人間って流川くらいなんじゃないか、みたいなことを今回の話に込めたりなど…
私は「あいつの本気のパンチを受けて立ってたやつは初めて見た」とまで言われる、花道のフィジカルに対抗できるくらいフィジカル強い流川というのがめちゃくちゃに好きで………(流川、バスケばっかしてきたはずなのに何でそんなに強いんだ??????って永遠に宇宙猫顔してしまうが)(好き)
私は「攻めの欲求のセーブを強引にでも解除して受け入れる受け」、「攻めの欲求が受けに需要される」構図が好きすぎるんだよな………今回の話にもそんなヘキがにじみ出していますね。

流花も将来的にどんどん男前受けになっていく(と私の中で思っている)のですが、花流は流川が最初から男前受けなので、かっこよくてかわいい攻め×攻めをガンガンに煽る男前受けが大好物で書き慣れている私としては、花流は高校時代でもガッツリ男前受けで書いていて楽しかったです!故郷のような気持ち!笑

流花に軸足を置いている人間ですが、今回は完全に花流左右固定の二人として書きました。別軸のふたりとして思考は切り離して書いたつもりです。受け優位なのは普段逆の人間だからではなく、男前受けが大好物の人間だからです…笑
どうかどなたかに少しでも楽しんで頂けますように!

また花流も書きたいです!本当は他にも書きたかったのですが、他の原稿が詰まっていて断念…またなにかの機会があれば…なくても合間を見つけて書きたい気持ちだけはある…!
まだ全然できてないですが1か月後には流花の日(11/10)もくるので何か書きたい~~~っ終生のオタク忙しい!たのしい!笑 #流花 #花流畳む
高校生の時分って無邪気にまだ「永遠」を信じられるよなあと思って、特に流川はここまで挫折だったり身近な人との離別だったり失恋とかもきっと経験せずにきて、だから花道への感情を自覚したときや、付き合うことになったときこれを当然のように「永遠」だと、自分の気持ちも変わらないし相手の気持ちも変わらなければそれは永遠に続くものだと素直に信じられると思うんだよね
花道は父親の件があって(そしてもし亡くなっているとしたら尚更)、失恋もたくさんしてきたし、叶わなかったことを経験してきたからこそ、永遠の儚さを流川より知ってるんじゃないかなって思って。
流川が一生とか簡単に口にする流川に対して、永遠を信じきれない花道…………………に対して流川は一生かけて証明してほしいですね、永遠をつくれることを そんな終生 #流花
Twitterは同人オタクとしてはほぼROMでみなさんの作品や素敵なつぶやきを物陰からこっそり拝見しているのですが、最近Twitterでお見かけしてヒエ…………ってなった流花の気付きが
・植物の桜は桜だけではうまく育たなくて、必ず紅葉も一緒に植えておけと言われている
・「天才」と「どあほう」で口癖も対比/シンメトリーになっている
・「FLOWER」(花)のスペルに「FLOW」(流れ)が含まれる
→井上先生のショップ「FLOWER」のURLが実は「flow-er」になっている
あの あの…………???????
宇宙猫顔になってしまうほんと なに? 先生… 特に最後のは絶対分かっててダブルミーニングしたのでは
流川楓と桜木花道ってなに……???????????????になってしまう こわや 大の字 #流花
Surfaceの「さぁ」という曲が好きで、この曲が似合うCP好きだな…って長年思っているんですが、今日急に「渡米同棲流花が喧嘩したあと花道が出ていったかタイミング悪くそのまま遠征行ってしまった時とかの流川視点のイメソン!!!!!!????!?」という気付きを得ました #流花
脱稿して少し時間ができたので、今日は自分用に流花(スラダン)年表を作ってました!いつ何があったとか何日だったとか、整理して把握しておきたいなって思ったのと、当時の時代背景もあわせてメモしておきたくて…
1冊目の同人誌を作る前にやっとけって話なんですけど、まとめるより早く書きたい気持ちが先行してたのとイベント申し込んだ時点でイベントまで残り1ヶ月だったから書く方を優先して曖昧なところは都度調べてました。
当時の時代背景確認まで着手したかったけど、原作の4ヶ月間まとめて力尽きてそのまま昼寝したら1日終わってしまった!!!原作外のところは真っ白 道のりはまだまだ…
ワートリのときも年表作りやったんですが、やっぱまとめると記憶を整理できるし資料としてメチャ役立つのでオススメです!あと私がこういうの作るの好きだから楽しい!たいへんだけど!

年表つくるためにスラダンを高速で読み返してたんですが、やっぱスラダンめちゃめちゃおもしれ〜…ってなり、そして序盤から流川が花道のことわりと気にしてるというか何かしらの感情をもっていて、お、おまえ…ってなります。あんな割と理不尽に喧嘩ふっかけられてたのに「桜木…」ってひょこっと体育館に顔出すかいな…バスケだから興味持ったのかもしれないけどそのあと「やるじゃん桜木」ってフラットに評価してるの、流川…!!!!ってなります。
そして流川ほんとに花道に対してだけ能動的かつ長文でつっかかるし…
そして豊玉戦〜山王戦ほんと流花すぎる…
いつだって花道のことに最初に気づくのは流川なんだなあ いつも気にしてるのは流川のほうだった…?
今度の新刊では高3で自覚して始まるふたりを書いて、二人とも恋愛不器用だからそのくらい時間かかるかなって最初に思ったんですが、原作読み返したらもっと早く動くかも…山王戦後にもう自覚しちゃうかも…な可能性を見ました。高校在学中から始まる流花も考えたい気持ちがある!

あと個人的に流川の原作で好きな表情ベスト3、
1位が山王戦で花道からパスを貰った瞬間の流川、
2位が山王戦で花道のパスからシュート決まって花道を見下ろしたときの流川、
3位が「流川は笑った」の時の流川かな…
って思いました。暫定。2/3が花道が絡んでるんですけどこれはもう仕方無くないですか!?って顔してる。
推しが一番イイ顔する相手のこと見つけちゃったらよォ…それは推しカプだよ…と白旗上げちゃうよね #スラダン #流花
めちゃくちゃ今更(お誕生日過ぎてからという意味で)な話をするんですが、ワートリ開始年とワートリ世界の時間軸がリンクしていると考えた場合、今年で太刀川さんは30歳なんだな~…って思います。30歳の太刀川さんって想像しただけでムチャクチャかっこよくてやばい。
30歳になった太刀川本部長を慕う隊員は後を絶たず、そういう意味での淡い思いを寄せる隊員もいたりするんですけどみんな左手薬指の指輪を見て「ああ…(相手いるんだ…)」ってなるやつ そんでB級以上の隊員とかが「相手?玉狛の迅支部長だよ」って言うやつ…(隠してないからある程度歴のある隊員や職員には周知の事実)
そして後日珍しく本部にやってきた迅支部長の左手の薬指にも同じ指輪がはまってて「本当だったんだ」ってざわつくC級隊員~~~!!
はーーアラサー幹部迅太刀夢がありすぎる、大好き 私の迅太刀を読んでくださっている方にはアラサー幹部迅太刀が好きなのはバレバレもいいとこの話だと思いますけど…
逆になんとなくずっとふわっとしたまま付き合ってたけど太刀川さんが30歳になる時にいいかげんはっきりさせとこうって思って指輪を贈る迅悠一というパターンもいいですね…誕生日にプロポーズ!ヒュ~!! #迅太刀
そういえば5月の迅太刀本(トゥー・ビー・イン・ラブ)のプロットをやっている時に、二人の感情面を整理したくてわーっと書きなぐってたメモが出てきたので載せてみます。字がめっちゃ汚いんですけど、自分用メモだったので…読みづらさはご容赦ください…
たぶんこれまだどこにも載せてなかった?よね?たぶん 発行してしばらく経ったのでぼちぼちこういうのも載せていいかなーと!
「恋だね…」のところに私の心の声が漏れてて笑う #迅太刀
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いつかの未来、日本代表で同じコートに立つ流花が見てえ〜!の勢いでの掌編を書きました(追記に格納しています)

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 交代を告げる声と共にコートに立てば、迎えたのはアリーナ中の歓声だ。第三クオーター、点差は十五点。格上との戦いで、大方の世間の予想通りに日本は追う展開となっていた。
 スターティングメンバーには惜しくも選ばれずここまでずっとベンチを温めていたのだが、ついにこの天才の出番が来た。ずっとうずうずしていた。早くコートに立ちたかった。それは強い飢えに似た感情だった。
 第一クオーターからコートに立っていた同じユニフォームの沢北が、首筋から汗を垂らしながら「桜木」と言って期待するように小さく口元で笑う。
 そしてもう一人、少し遠くから、強い視線を感じた。
 もう一人の第一クオーターからコートに立ち続けていた男。黒髪の隙間、長い睫毛に縁取られた強い、強い瞳。ずっとボールを追い続けてぎらぎらとひかっていたその目が、コートに足を踏み入れた花道の姿を認めて、内に燃やしたその火の温度を確かに増したのが分かった。
 コートの端と端。この距離でもまるですぐそばにいるみたいに分かる。その熱が花道の肌に触れた瞬間、ぞくりと花道を震わせるような興奮。高揚。
 今朝の起き抜けの、寝惚けて甘えたように花道を見たあの目からはまるで想像もできないくらいだ。今目の前にいる流川楓は、赤いユニフォームを身に纏い、紛うことなく日本代表バスケットボール選手の顔をしていた。
 そしてそれは、花道も同じだ。
(高校の頃ぶりだな)
 同じコート、同じユニフォームで流川とプレーするのは。互いに渡米しプロ入りを果たしたとはいえ、アメリカ(あっち)では別のチームに所属している。懐かしい。あの頃はついぞ越せなかったが、今は。
 今でもオレは。
 きれいに磨かれた床をバッシュが擦る。すれ違うチームメイトが花道を鼓舞するように声をかけたり肩を叩いたりしてくる。流川だけは、何も言わない。そのまま自分の持ち場に集中する仕草をみせて、花道からはふいと視線を逸らした。
 だけど、言葉がなくても、あの瞳で分かっていた。
(ったりめーだ、天才をナメんな)
 そう心の中で流川に向けて返事をする。自然と口角が上がっていた。
 ああ、どうしような。楽しい。嬉しくて、楽しくて、仕方がない。
 バスケをするのはずっと、いつだって楽しかった。それは間違いないのに、同じコートの中にこの男がいる、それだけでこんなにも、爆発しそうなくらいにもっと楽しくてたまらなくなるなんて。それが少し悔しいくらいで、でもやっぱり楽しかった。
 あれから何年経っても、誰とのどんな試合でも、花道が相変わらず心の底から追いかけるのはこの男ばかりだった。何でなのかなんてもう分からない。ただ自分の心が、そう欲していた。
 再開したゲーム、ボールを奪ったのは日本だった。そのままゴールまで一気に駆ける。花道も考えるより早く反射で駆け出した。
 反対側で流川も同じように走るのを視界にとらえる。それがひどく懐かしくてたまらなくて、花道の心臓が強く脈打つ。そしてその鼓動がまた花道を突き動かして、自分の体を押し出すような強い力で、ぐんと花道は床を踏みしめた。
 #流花畳む
「CPじゃないけど好き」な組み合わせは沢山あって、それ言い出すと推しカプの二人まわりのコンビみんな好きなんですが、ザファ見ててすごい、流川と三井、流川とリョータの関係性も好きだなと思うんです

私、流川→三井の「そんなタマじゃねーよな」がめちゃめちゃ好きで!!!!!!流川の唯我独尊ぶり健在でありつつも三井という選手を信じている…押し付けるようなぶつけるような信頼でありながらもそれに応える三井… 流川なりの「味方を信じてパスを出す」の形と、それに応える三井のプライド 現実の今の湘北の1年エースと、かつて1年エースになるはずだった男
互いに「信じる」という言葉の甘さには似合わないような、でも確固たる何かがある気がしてすごく好きです。
流川って三井の実力はそれなりに認めてると思うんですよね。流川がワンオンに誘ったのも三井だったし。「真のエースを…」って三井が言うのも好き、エースを諦めてない三井のプライドにかつての三井の姿を思い出して、三井だな〜〜って思います

流川とリョータはザファオリジナルシーンがすごい好きだなと思うんです…前にも言った気がするけど…近すぎない距離感だけど遠すぎもしない、次期キャプテンとエース… 三井や花道はプライドゆえ思うところもあると思うんだけど、リョータは素直に流川のすごさを信じてる気がします。
沢北に対して、17年間バスケのことだけ考えてきたんだろうなって思ってから、「でも、おまえだってそうだろ」ってリョータが流川を思うのがめーーーちゃ好きで!!!!!!
湘北スタメンの中でも流川に向けるまなざしがリョータは比較的柔らかさがある気がします。リョータは流川を「エースだ」と認めてるし信じてるけど、でも一個年上、先輩としての顔もある 好きだな〜〜〜 #スラダン畳む
太刀川さんお誕生日おめでとう〜!!!!!
これはずっと言ってる話なのでたぶんツイッターでも一部言ってる気がしますが、夏休みの終わりの時期に誕生日を迎える太刀川さんは学校に行ったらみんなが祝ってくれるってことがなくて、それがちょっと他のみんながうらやましい気持ちがぼんやりとないではなくて
そんな太刀川さんがボーダーに入ってからいつも通り本部に行くといつも通りみんながいて、それで未来視で待ち伏せしてきた迅悠一が太刀川さんを見つけて「誕生日おめでと」って言ってきて、それが太刀川さんはなんかすごく嬉しかったなっていう、そんなバチバチ期もあったんじゃないかなって思っています! #迅太刀