zakki

「私たちの戦争社会学入門 未来のわたしにタネをまこう」という本を読み終えました。
Kindleのおすすめにポッと出てきて、私は元々大学で社会学を少しかじっていましたし、このところ改めて戦争まじでイヤ!!!!!って思っている日々を過ごしているところなので、こりゃ〜読むしかあるまいな!!?という気持ちになり。

戦争は歴史の中で、社会の中でどのようなものだったか。どのような意味を持ちどのようなものをもたらしてきたか。戦争はどのように変化してきたか。誰が戦うのか。
戦争はすべての時代、すべての地域において悪であり市民にとっては回避したいものであったのかどうか。
読みながら、「世界から戦争がなくなりますように」って口で言うのは簡単かもしれなくても、それが如何に難しいか…というか…「核抑止論ってなんじゃい核なんてモンはこの世に存在しないほうがいいだろうが!!!」と思ってはいるけど、核があることによって今の世界の微妙なバランスが成り立っている一面もあるのかもしれないのは無視できないのか…ウウウ……とか。
戦争がいかに社会の中に在り続けてきたか。それをなくす道筋の如何に難しいことか。そして各国での「誰が戦うのか」の意識の違いとその根底にあるものも興味深い。
「戦争まじで絶対イヤ!!!!」と思ってきましたし今もそう言い続けたいと思っているんですけれども、ただただ頑固に戦争イヤ!!!!!って拒み続けて思考を止めるのではなく、そもそも戦争というものについて一度立ち止まって考える機会をもらえたのは読んでよかったなと思いました。社会学の在り方だ。
(余談:あと個人的には、FE風花雪月の舞台が士官学校だったり主人公が元々傭兵だったりしたので、中世における傭兵団の立ち位置であったり、士官学校の成り立ちや存在意義、貴族が軍人になる理由など、解像度が上がりました)

それでも…それでもなお、戦争ってどうしても存在するからしょうがないねで匙を投げるのではなく(それもまた思考停止だ)、戦争なんてなくなってほしいしイヤだしそんな理想論は手放さずにいたいよ〜!!!!って思います。その思いにかたくなさだけではなく揺らぎというか、他の視点の存在も頭に留めておけるようになったのがこの本を読んでの成長。そして国家が国民の意思なんてすっとばして武力のほうに突き進もうとする政治なんてマジで嫌だよ〜!!!!というのはこれからも手足ジタバタさせて足掻いていきたい気持ちです。 #読書