読書がゆるゆる1年つづきました記録

「読書をしよう!!!」と思い立って一念発起、Kindle端末を購入したのが去年の6月のこと。

なぜ思い立ったのかというと、去年創作占いを受けた時に(占って頂いたのは前回記事とは別の方です)「小説の上達でおすすめの方法ってありますか?」と聞いてみたら「人のいいなって文章を自分の中に取り込む」=「読書をしよう!」というお話をして頂いたのがきっかけです。
なるほどな~~確かに最近全然読めてないな~~~~と思ったし字書きなのに全然小説読んでないのがちょっとコンプレックス的なところもあったので、これはもう本気でこの機に読書を習慣づけよう、と思ったのでした。

私が人生で一番本を読んでいたのは中学生の頃。休み時間が暇だったので休み時間は本を読んでいました。しかし高校になったら学校に携帯を持っていけるようになったので休み時間のお供はインターネットになり、以来読書から離れてしまったのでした。
実は3年くらい前にも読書を再び趣味にしようかなと思ったこともあったんですよ。いざ本を買って読んでみると面白~~~!って夢中で読んでたんですが夢中になりすぎてあっという間に1日が溶けた。しかも電子書籍は読みたいと思ったらいつでも買って読めてしまう。止め時が見つからない。
そう私は一度やり始めたら猪突猛進型…「ほどよいところで切り上げる」のが苦手。自分の意志で時間をうまく区切れない。ゲームとかも買った日は1日延々とやってしまうタイプ。
これは時間的にも金銭的にも生活を侵食される…!!!!!!!
そう思ってすぐ止めてしまったんですよね。

…という反省があった&余暇は基本的に推しカプを書きたすぎて忙しいオタク、今回は自分の傾向を理解し対策を立てました。
それは、「湯船につかっている時間」を読書時間に充てるという作戦。
自宅の本棚はスペース的に本をやたら増やせないので自動的に本は基本電子で買うことになる→耐水の端末なら風呂でも読める→風呂に入ってる時間暇だからそこを読書タイムにすればいいじゃん!!!!!
読書できるし、湯船にたっぷり浸かって健康的にもなれるし一石二鳥~~~!!!

そういうわけで2021年6月上旬、読書を習慣にすべくまずはkindle Paperwhiteを購入。私はまずはデバイス買って環境整える方がいいタイプだって経験則で知ってる!!(過去の例:小説執筆用のポメラ、お絵かき用のiPad)
しかしkindleをゲットしたものの、私は悩んでいた。
読書から離れてX年、何を読めばいいか分からない。
世の中には面白そうな本が溢れまくっているゆえに、まず何から手を出せばいいのか分からない…私はどの作家さんが合うのか、どうやって本を見付ければいいのか、全然分からない…!!!!
頭を抱えてしまったので、Twitterでダメもとで「おすすめの本教えてください!!!!!」と呟いてみた。そうしたら、心優しいお方からお題箱でおすすめ本を教えて頂けた~~!!!その節は本当にありがとうございました、ものすごく助かりました!!おかげで読書の最初の一歩を踏み出せました!!
ほか、フォロワーさんが読んだ、好きって呟いていた本とかTwitterやラジオでのおすすめ本紹介などで気になった本もとりあえずぽんぽんAmazonの欲しいものリストに突っ込んで、サンプル読んでみて、読みたいなって思ったものから順に読んでいった。
そうして読んでいくうちに自分でもこの人の本好きだな~他も読みたいな~って思ったり、kindle側からどんどんおすすめ本を紹介されたりして、次第に「何を読めばいいか分からない」状態からは脱せるようになりました。

そんなこんなで昨年6月から始まった読書を習慣づけよう計画、1年強経った今もゆるゆると継続できています。
基本的に湯船に浸かっている時に読んでいる(たまに移動が長い時とかも読む)って感じなのでペースはのんびりですが、生活を侵食されることもなく無事に無理なく生活リズムの中に読書を組み込めております。
前回の創作占いの記事の中でも、「時間割を決める、時間を割り振っていく」というのがいいという話があったんですが、やはり私は時間を決めないとやりたいことずっとやっちゃう性質なので、「生活のルーティンの中に組み込む(この時間はこれをやる、と決めて区切る)」というのが有効みたいですね。自分の傾向と対策、大事~~~!!!

読んだものはブクログに記録してました。この1年強で読んだ本、こんな感じです~。(これで見れますかね本棚…←ブクログ初心者)
小説多めに、エッセイとか短歌とか心理学系とかジェンダー系とかごった煮ですねこう見ると…最近小説じゃないものを立て続けに読んでたので今はまた小説読んでます。途中なのでまだ記録に入れてないけど、凪良ゆうさんの「わたしの美しい庭」を読んでいるところです。「すみれ荘ファミリア」「流浪の月」がとてもよかったので3冊目の凪良さんの本。まだ途中だけどかなり好き。
お題箱でおすすめして頂いた本、なんだかんだでまだ全部は読めていませんすみません~~!でも欲しいものリストにはずっと入れてるのでそのうち読みたいとはずっと思っております…でもおすすめして頂いて読んだ本どれも好きでしたありがとうございます…。

読んだ本どれも良かったんですけど「52ヘルツのくじらたち」「流浪の月」の関係性がとても好きだったの、年齢差のある/傷を抱えたふたり(女性と少年/青年と少女)のつながり、恋愛にならない男女、互いの傷を埋め合う関係、みたいなのが好きなんだな~~…と己の好みを改めて自覚したりなど。「スモールワールズ」は個々の話も好きだったんですけど特に最後の話を読んだときに全体がこう…ウワーーッてなって(語彙)めちゃめちゃ良かったです…。「同士少女よ、敵を撃て」は完成度と臨場感がすごくて、読んだとき冬だったんですけどお風呂の湯が冷めるまでじっと読み耽ってしまった。「箱庭図書館」は読んで思い出したけど昔も読んだことあったかも?!(昔乙一作品を読み漁っていた時期があったので)でもやっぱり再読しても好きだった。最後のホワイト・ステップは何度読んでも好き。「30センチの冒険」はワクワクドキドキしたし、「おやすみラフマニノフ」の台風の日のあの演奏のシーンの迫力!読んでいるのに聴こえてくるような臨場感がすごく好きだった…あと岬先生、好きです。「星やどりの声」もすごく好きだった、特に真歩くんの話が好きだったなあ…。という気持ちを抱えつつ「正欲」読んだらひっくり返った。ヒエ~~~振り幅~~~~~~色々震えましたが、すごかったです。すごい本を読んだ。衝撃。

さて当初の本を読み始めようと決めた理由のひとつだった、自分の小説に活かせているか…は自分では分かりませんが…でも本を読んでる中で「うわ~~章と章の間こうやって繋ぐのか~~!」とか「短編集でこうやってリンクさせるのか…!」とか「こういうふうに描写するのめちゃめちゃ良いな…」とか書き手目線での刺激を受けることも多々あります。それが活かされているかは分からないけども、単純に本読んで楽しいし、楽しんでいる中でこうやって書き手目線で刺激を受ける、勉強になることもあって面白い。
とにもかくにも、読書を習慣にしてよかったな~~!ってめちゃめちゃ思っています。
本を読んでいなかった期間も、別に本が嫌いになったわけじゃなくて、他に時間とお金と自宅スペースを割きたいものがありすぎてそちらにリソースを使えなかっただけだったんだな~と思いました。本を読むのは楽しくて面白いと思い出せてよかった。

自分の箍を外すとまた生活を侵食されかねないので笑、自分のペースを保ちつつのんびり読書の習慣は続けていきたいな~と思っています。
おすすめの本の紹介はいつでも絶賛受付中です!!!!全部読むとは100%言い切れないですが読みたい気持ちはとてもあるし自分セレクト&kindleから自動でおすすめされるやつだと見つけられるものが偏っちゃうかな~とも思うのでおすすめめちゃ聞きたいです…。お題箱Wavebox、あとリプでもDMでもいつでもお待ちしております!!

ということで読書習慣1年続いたよ記録でした!!

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