zakki

FE風花雪月、王国ルートクリアしました〜!!ラストの感想を長々とふぇでぃばに書いていたんですが、帝国ルートの感想を折角こっちに載せてたのでふぇでぃばに書いたものをこちらにも。王国(蒼月)/帝国(紅花)両ルートのネタバレがあります。

ディミトリが、エーデルガルトと話をする、彼女が戦争を起こした理由を聞き手を取り合えるなら手を取り合うと言ってエーデルガルトを呼び出し、エーデルガルトがそれに応え、もしかしたら二人とも生きて手を取り合えるハッピーエンドもあるのかもしれない…………と一握の期待を抱いたけど、まあ、そうだよね そうはならないよね
でも戦う前に話をして、やっぱり自分たちの理想は交わらない、自分たちは分かり合えない、自分のやり方を譲れはしない、だから戦いの場で待っている…という理性的で高潔で悲しい結論が私はすごく好きでした 悲しいけど どこまででも話し合って戦を止めろ〜!!😭と思う私と、話し合ってなお分かりあえないなら平行線だよなあと諦めつつ、互いのその在り方の美しさに惹かれる私がいるのだ
ここで短剣の彼であることを知るんだな…紅花ルートでは、エーデルガルトは最後まで知らなかったのかな でも紅花での「エル」の言葉にエーデルガルトは動揺してなかったような
最後にもう一度こうして正面から「エル」って呼べてよかった いやよくないけど よかった まだあなたを「エル」と呼ぶ人はいた………いたんだよ!!!😭🫵(紅花、ベレスとの支援Sを思い出しながら)
紅花でドゥドゥーが魔獣化したときすごく悲しかったんだけど、こっちでも…エーデルガルト……おまえーーーっ!!!!!😭
どうして全員を救うルートはできないんですか?どうして……………
どうして主人公がいないところはこんな悲しいことになるんですか………?
何かしようとしてるあたりで察しなくはなかったですけど……………エーデルガルト…
ディミトリがエーデルガルトを哀れまずに、エーデルガルトの覚悟として捉えて、だからこそ真剣にそれを受け止め打ち砕くディミトリ、良かったです ディミトリは光なんだ……光だからこそ闇に堕ちに落ちたこともあるけど
紅花では復讐に心を囚われ戻ってこられなくなったディミトリを哀れんでいたけど、この対比もたまらないなと思うし、この二人はやっぱり価値観や生き方がどこまでも平行線なのだと思うよ そんな二人の人生が幼少期のわずかな時間にだけ交わっていたのがさ…………シナリオが上手すぎませんか?そしてつらすぎません?さまざまな感情が押し寄せ結論「たまんねえな」になっています

話し合いシーンに話は戻るんだけど、一見エーデルガルトの理想は強い者の理論であり弱い者を突き放すものに見えて、エーデルガルトに言わせればディミトリの理想の方が弱い人間のことを分かっていない、持っている者の理論だと言う
ここもまたたまらないなと思って………ちょっとここまだ私の中の解釈がまとまってないからふわっとしたことしか言えないけど、でも「持つ者と持たざる者」「強者と弱者」それぞれに見える世界は違って、それぞれの救いも違う 最初から沢山のものを持っていた人、強く生きられる人には見えないもの、気づけないものって絶対あると思うのね 善悪じゃなくて
(怪物事変の京都編を見てくださいになっちゃうんだけどこういう話をすると)
ディミトリは確かに持っている人で…、エーデルガルトは幼少期に辛い経験をしてきて、切り捨てられてきたきょうだいもたくさん見てきて、誰より「強い人」に見えるけど「強くあらねばならなかった人」なのかもしれないね
同じ「王位(皇位)継承者」でもディミトリとエーデルガルトは違う
弱き者が切り捨てられない、人々が幸福に暮らせる世界をつくりたいという理想は同じはずなのにね
人と人は分かり合えない 私も基本その考えの人間だからほんとここの平行線が辛くて、同時にたまらないなという気持ちで…繰り返しになっちゃうけど
最後のアニメーションがほんと……………………………………………
ほんと、ずっと辛くて同時に美しかったね、蒼月ルートの後半は
返した短剣をエーデルガルトは懐に持っていて、その短剣で最後の一撃を そんなものでディミトリはもう討てないとエーデルガルトはたぶん痛いほど分かっていながら
あの時、想いを寄せた彼女のために渡した短剣が、融和の証にはならず、最期まで互いの理想の対立と交われなかった二人の道の象徴になるの
ほんと
つらくてたまんないっすね…………………
それを抵抗もせずに受け止めたディミトリもさ………
去り際にディミトリの手を取って引いた先生もさ…………

結局エーデルガルトがレア様を捕らえていた理由語られなかったな?あの魔獣化の研究のため?そのへん他ルートで詳しく語られたりするのかしら、レア様の引退のくだりもあっさりだったし #FE 畳む