感想 2025/06/01 Sun 風花雪月、同盟ルート(翠風)クリアしましたの感想!各ルートのネタバレがあります。後半はクロレスの話。続きを読む翠風良かったね~~~!!!!!どのルートもそれぞれに良くて優劣はないということは大前提として、私の価値観として翠風の話は特に琴線に触れるものがあったなと思います。フォドラを救った後はパルミラも変えにいくクロード、すごいよお前は本当に…こっちのルートのディミトリもしんどいよ~とか、エーデルガルトが覇骸にならなくてよかったけど最期のムービーつらいよ~とか色々言いたいことはあるが何から話せばいいのかという感じで…でも本当、ここまでの2ルートは帝国vs王国(エーデルガルトとディミトリのストーリー)という感じだったから同盟メインでどう介入していくんだ…?と思っていたんですが、同盟はそこの物語に直接関わりがないからこそできる立ち回りがあったなというか、異なる角度から世界を見て世界を変えていこうとするシナリオになるほどなあ!と舌を巻きました。エーデルガルトがクロードに「貴方と私の理想は遠くないのかもしれない」と言うシーンと、ヒューベルトの手紙のシーンがすごく好きでした。手を取り合えたらよかったけれど、でもエーデルガルトが「この地の痛みを知らない貴方には任せられない」と言う気持ちも分かるし…でも、違う場所の血も引いているクロードだから変えられるものもきっとあって…ともだもだしました。どっちの矜持も分かるんだよな。ヒューベルトがクロードに「勝者の責務だ」と後事を託したのも、「第三者」だったクロードにだからあの手紙を書けたのかもしれないなとも。蒼月の時に闇を蠢く者たちのその後はわからなかったと思うんだけど、蒼月の時はどうなったんだろうなその後。翠風では闇に蠢く者たちとの戦闘も描いてくれるんだ!とびっくりしたけど嬉しかったです。アツい。ここにも焦点を当てたのは、当初からフォドラの歴史に疑問を呈し探求してきたクロードのルートだからこそなんだろうな。紅花では闇に蠢く者たちとの戦いはエピローグだったから…翠風の価値観が好きだったという話をします。エーデルガルトも、ディミトリも「弱き者が搾取されたり傷つけられたりしない世界に」っていう理想は共通していたと思っていて、それはクロードもそう。それは三者三様の経験に基づくものなんだけど、クロードのそれは「異物」と扱われてきた差別と虐めの経験。第一章ではクロードは軽い調子で「異物」扱いされてきたことを話していたけど、マリアンヌとの支援会話で垣間見える、幼いクロードにとってはやはりそれは心身ともにすごく傷ついた経験なんだろうなと。おまえどんな気持ちで「異物にも矜持はあるんでね」とか言ってたんだよ!!!!になる。もうほとんど吹っ切れてるだろうけど。でも、自分は悪知恵と強さを身につけて乗り越えてきたその経験を、それでよしとするんじゃなくて「こんな世界を変えよう」として力を得ようと本気で動きだす、そんな野望を抱くところがクロードのすごいところだなと思います。土地が違う、文化が違う、人種が違う、宗教が違う…その違いで相手を蔑むことに疑問を呈して、そんな世界ぶっこわして、色んな人が分け隔てなく暮らしていく世界を夢見たクロードは、1100年代の人間のはずなのに現代的な価値観を持っていて、それは現代にも通じる課題で(現代でまでこの課題を残すなよという気持ちになるが)、共感したし私はこれをテーマにする翠風の章が好きだな…と思いました。世界を変えたい、そのための力を得たい、だからパルミラを飛び出した先でレスターの盟主を志して、フォドラから変えた後はパルミラの王にまでなる いや行動力の化身というか覚悟がすごすぎる マジで使えるものなんでも利用するクロードクロレスの話になるんですが、そうやって「世界を変えたい」「見たい景色がある」と一人密かに野望を抱いていたクロードが、先生という力ある者に出会って、最初は自分の野望の為に利用しようとしていたクロードが「あんたと見たい景色がある」に変わっていったのもたまらなく良いな~と思います。私はジェラルトが亡くなり、ソティスもいなくなって「ひとり」になったベレスに対してクロードが「きょうだい」と呼んだのはベレスにとって大きなことだったのかもしれないなと思って… 先生と生徒、教師としての同僚などの人間関係のつながりはベレスはもっていたけれど、クロードはそういう肩書を踏み越えて人と人として、家族くらい近い存在としてベレスに手を伸ばしたのはベレスにとって救いだったのかもしれないな~クロードにとっても、ひとりで見ていた夢がふたりで見たい夢になっていったし、クロードが利用するために知りたがったベレス自身のことがいつしかベレスのためにも解き明かしたいことになっていったのかもな、と思ったり 紅花と蒼月はどちらかといえば「級長の道を主人公がともに寄り添い歩む」というイメージだったのですが、翠風は「ふたりのための道を歩む」みたいなイメージがあって。ひとりとひとりだったクロードとベレスの道がいつしかふたりの道になった翠風の章、良かったですレスエデのエピローグやディミエデのエピローグは恋愛描写があったけど、クロレスのエピローグはどちらかといえば「きょうだい/相棒」っぽい感じだったのも好きでした。互いのピンチには助け合い駆けつけるきょうだいであり、教師と教え子であり、伴侶でもあるクロレスの在り方、眩しい一気にクリアしたのもあって思考がまだとっちらかっている、何を書きたかったのか自分でも分からなくなってきたんですが、とりあえず本当良かったです風花雪月!あとは教会ルートを残すのみ…と言いつつ、まだDLCを入れていないので次はDLCを入れてDLCもやりつつ教会ルートに行きたいところです。ここまできたら風花雪月無双も気になるんだけど、アクション壊滅的に下手な人間でも無双いけるでしょうか… #FE 畳む
翠風良かったね~~~!!!!!どのルートもそれぞれに良くて優劣はないということは大前提として、私の価値観として翠風の話は特に琴線に触れるものがあったなと思います。
フォドラを救った後はパルミラも変えにいくクロード、すごいよお前は本当に…
こっちのルートのディミトリもしんどいよ~とか、エーデルガルトが覇骸にならなくてよかったけど最期のムービーつらいよ~とか色々言いたいことはあるが何から話せばいいのかという感じで…
でも本当、ここまでの2ルートは帝国vs王国(エーデルガルトとディミトリのストーリー)という感じだったから同盟メインでどう介入していくんだ…?と思っていたんですが、同盟はそこの物語に直接関わりがないからこそできる立ち回りがあったなというか、異なる角度から世界を見て世界を変えていこうとするシナリオになるほどなあ!と舌を巻きました。
エーデルガルトがクロードに「貴方と私の理想は遠くないのかもしれない」と言うシーンと、ヒューベルトの手紙のシーンがすごく好きでした。手を取り合えたらよかったけれど、でもエーデルガルトが「この地の痛みを知らない貴方には任せられない」と言う気持ちも分かるし…でも、違う場所の血も引いているクロードだから変えられるものもきっとあって…ともだもだしました。どっちの矜持も分かるんだよな。ヒューベルトがクロードに「勝者の責務だ」と後事を託したのも、「第三者」だったクロードにだからあの手紙を書けたのかもしれないなとも。蒼月の時に闇を蠢く者たちのその後はわからなかったと思うんだけど、蒼月の時はどうなったんだろうなその後。
翠風では闇に蠢く者たちとの戦闘も描いてくれるんだ!とびっくりしたけど嬉しかったです。アツい。ここにも焦点を当てたのは、当初からフォドラの歴史に疑問を呈し探求してきたクロードのルートだからこそなんだろうな。紅花では闇に蠢く者たちとの戦いはエピローグだったから…
翠風の価値観が好きだったという話をします。
エーデルガルトも、ディミトリも「弱き者が搾取されたり傷つけられたりしない世界に」っていう理想は共通していたと思っていて、それはクロードもそう。それは三者三様の経験に基づくものなんだけど、クロードのそれは「異物」と扱われてきた差別と虐めの経験。
第一章ではクロードは軽い調子で「異物」扱いされてきたことを話していたけど、マリアンヌとの支援会話で垣間見える、幼いクロードにとってはやはりそれは心身ともにすごく傷ついた経験なんだろうなと。おまえどんな気持ちで「異物にも矜持はあるんでね」とか言ってたんだよ!!!!になる。もうほとんど吹っ切れてるだろうけど。
でも、自分は悪知恵と強さを身につけて乗り越えてきたその経験を、それでよしとするんじゃなくて「こんな世界を変えよう」として力を得ようと本気で動きだす、そんな野望を抱くところがクロードのすごいところだなと思います。
土地が違う、文化が違う、人種が違う、宗教が違う…その違いで相手を蔑むことに疑問を呈して、そんな世界ぶっこわして、色んな人が分け隔てなく暮らしていく世界を夢見たクロードは、1100年代の人間のはずなのに現代的な価値観を持っていて、それは現代にも通じる課題で(現代でまでこの課題を残すなよという気持ちになるが)、共感したし私はこれをテーマにする翠風の章が好きだな…と思いました。
世界を変えたい、そのための力を得たい、だからパルミラを飛び出した先でレスターの盟主を志して、フォドラから変えた後はパルミラの王にまでなる いや行動力の化身というか覚悟がすごすぎる マジで使えるものなんでも利用するクロード
クロレスの話になるんですが、そうやって「世界を変えたい」「見たい景色がある」と一人密かに野望を抱いていたクロードが、先生という力ある者に出会って、最初は自分の野望の為に利用しようとしていたクロードが「あんたと見たい景色がある」に変わっていったのもたまらなく良いな~と思います。
私はジェラルトが亡くなり、ソティスもいなくなって「ひとり」になったベレスに対してクロードが「きょうだい」と呼んだのはベレスにとって大きなことだったのかもしれないなと思って… 先生と生徒、教師としての同僚などの人間関係のつながりはベレスはもっていたけれど、クロードはそういう肩書を踏み越えて人と人として、家族くらい近い存在としてベレスに手を伸ばしたのはベレスにとって救いだったのかもしれないな~
クロードにとっても、ひとりで見ていた夢がふたりで見たい夢になっていったし、クロードが利用するために知りたがったベレス自身のことがいつしかベレスのためにも解き明かしたいことになっていったのかもな、と思ったり 紅花と蒼月はどちらかといえば「級長の道を主人公がともに寄り添い歩む」というイメージだったのですが、翠風は「ふたりのための道を歩む」みたいなイメージがあって。ひとりとひとりだったクロードとベレスの道がいつしかふたりの道になった翠風の章、良かったです
レスエデのエピローグやディミエデのエピローグは恋愛描写があったけど、クロレスのエピローグはどちらかといえば「きょうだい/相棒」っぽい感じだったのも好きでした。互いのピンチには助け合い駆けつけるきょうだいであり、教師と教え子であり、伴侶でもあるクロレスの在り方、眩しい
一気にクリアしたのもあって思考がまだとっちらかっている、何を書きたかったのか自分でも分からなくなってきたんですが、とりあえず本当良かったです風花雪月!
あとは教会ルートを残すのみ…と言いつつ、まだDLCを入れていないので次はDLCを入れてDLCもやりつつ教会ルートに行きたいところです。ここまできたら風花雪月無双も気になるんだけど、アクション壊滅的に下手な人間でも無双いけるでしょうか… #FE 畳む